
不動産業務のAX(AIトランスフォーメーション)は、便利な機能をひとつ追加することではありません。募集から契約、入居後の管理、退去まで――業務は一本のフローとしてつながっており、AIはその流れの中に適切な形で組み込まれて初めて効果を発揮します。
いい生活では、賃貸クラウド・賃貸管理クラウド・売買クラウドをはじめとする不動産業務クラウドの各フェーズに、生成AIを活用した機能を段階的に実装してきました。
ここでは機能をひとつずつ紹介するのではなく、業務フロー全体を俯瞰しながら、いい生活が進めるAXの現在地と今後の展開をお伝えします。
業務フロー全体図

フェーズ別AI機能
1. 募集・広告掲載フェーズ
物件広告の作成にあたり、2つのAI機能が公開されています。
- AI記事生成機能(いい生活ウェブサイト)
キーワードを入力するだけでAIが最適な記事コンテンツを自動生成します。コンテンツ制作の大部分を占める執筆作業をAIが担うことで、営業現場の負担を軽減します。
(正式リリース済み)プレスリリースはこちら - コメントAI自動生成機能(いい生活賃貸クラウド 物件広告/いい生活売買クラウド)
物件情報を入力するだけでAIがキャッチコピー(セールスポイントコメント)の候補を複数提案し、写真1枚ごとの画像キャプションも自動生成します。
(正式リリース済み)プレスリリースはこちら
2. 問合せ・追客フェーズ
- AIメッセージ生成機能:いい生活賃貸クラウド 営業支援、いい生活売買クラウド 営業支援
問合せへの返信や追客メッセージの作成をAIが支援します。お客様からの問合せ内容に応じた文面をAIが生成することで、対応の速度と質を両立します。
(正式リリース済み)プレスリリースはこちら
3. 申込フェーズ
申込情報の入力・確認業務についても、AI活用による効率化を継続的に検討・開発しています。
- 対象サービス:いい生活賃貸クラウド One
4. オーナー対応フェーズ(オーナー報告・オーナー確認・入居開始)
- AI清書機能:いい生活Owner
賃貸管理会社から物件オーナーへの月次報告や各種連絡において、AIがメッセージの清書を支援する「AI清書機能」の概念実証(PoC)を開始しています。担当者が要件を下書きとして入力するだけで、文脈や会話履歴を踏まえた丁寧な文章をAIが自動生成します。
(概念実証段階)プレスリリースはこちら
5. 入金管理フェーズ
- AI入金消込アシスト機能:いい生活賃貸管理クラウド
入金消込業務は、表記ゆれ(前株・後株、英語表記とカナ表記の混在など)により従来「目視」と「手動検索」に頼らざるを得ない領域でした。「AI入金消込アシスト機能」は、生成AIが消込の正解候補を自動推論し、手動検索の手間を大幅に削減します。
(正式リリース済み)プレスリリースはこちら
6. 解約フェーズ
退去・原状回復に関する業務についても、AI活用による効率化を継続的に検討・開発しています。
- 対象サービス:いい生活賃貸管理クラウド
継続的な拡張について
AX(AIトランスフォーメーション)によって不動産業界をリードするさまざまなクライアント様の業務を支える不動産SaaSのいい生活は、単発の機能追加ではなく、業務フロー全体を見渡した上で優先度の高い箇所からAI機能の検討・開発を進めています。実装が完了したフェーズについては、こちらでも最新の情報をご確認いただけます。

セキュリティについて
業務プロセスの随所にAIを組み込むからこそ、情報セキュリティの担保は欠かせません。いい生活は、ISO/IEC 27001(ISMS)、ISO/IEC 27017(クラウドセキュリティ)、ISO/IEC 20000(ITSMS)の国際認証を取得し、厳格な運用体制のもとでAI機能を提供しています。
→ 詳しくは「セキュリティ対策」記事一覧ページをご覧ください
よくある質問
A. いい生活の賃貸管理クラウドでは入金消込業務を支援する「AI入金消込アシスト」機能、いい生活Ownerではオーナー向けメッセージの清書を支援する「AI清書機能」(概念実証段階)を提供しています。
A. 賃貸仲介、売買仲介などにおける、募集・広告掲載、問合せ・追客フェーズでは「AI記事生成機能」「コメントAI自動生成機能」「AIメッセージ生成機能」を、賃貸管理におけるオーナー対応、入金管理フェーズでは「AI清書機能」「AI入金消込アシスト機能」など不動産業務における募集から契約、入居後の管理、退去まで提供しています。
A. はい。業務フロー全体を見渡した上で、優先度の高い箇所から継続的にAI機能の検討・開発を進めています。
各サービスの詳細は以下のページをご覧ください。
- いい生活ウェブサイト
- いい生活賃貸クラウド 営業支援 / いい生活賃貸クラウド 物件広告
- いい生活売買クラウド / いい生活売買クラウド 営業支援
- いい生活Owner
- いい生活賃貸クラウド One
- いい生活賃貸管理クラウド
・監修者ご紹介

株式会社いい生活 代表取締役副社長 COO
北澤弘貴
不動産業界のIT戦略を牽引するキーパーソン
株式会社いい生活の代表取締役副社長 COOを務める北澤は、不動産業界におけるIT戦略の推進者として、全国の不動産会社から支持をいただいております。おなじみの「無駄を省くIT戦略」に関する講演を全国各地で行い、多くの企業が業務効率化と生産性向上を実現できるよう支援しています。
その知見は、単にITツールを導入するだけでなく、いかにしてそれを最大限に活用し、ビジネスの成果に結びつけるかという視点から提供されており、高い評価をいただいております。
また、以下の要職を兼任しており、不動産業界、特に賃貸住宅管理と不動産テック分野において極めて重要な役割を担っています。
(公益)日本賃貸住宅管理協会 理事
(公益)日本賃貸住宅管理協会 東京都支部上席幹事
(公益)日本賃貸住宅管理協会 IT・シェアリング推進事業者協議会 副会長
(社)不動産テック協会 顧問
これらの役職からもわかるように、北澤は業界団体の中枢で、不動産DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や、新たなテクノロジーの活用による業界全体の発展に大きく貢献しています。
彼の講演や発信する情報は、不動産業界の未来を考える上で不可欠な示唆に富んでいると言えるでしょう。

株式会社いい生活 執行役員 セールス&マーケティンググループ/マーケティング本部 本部長
飯島博昭
20年超の経験が裏打ちする賃貸管理システム営業の第一人者
賃貸管理システム業界において20年以上のキャリアを持つスペシャリストです。
2004年4月に株式会社ビジュアルリサーチに入社以来、2018年1月までの約14年間、同社で賃貸管理システムの営業に従事。その後、2018年2月からは株式会社いい生活に入社し、現在に至るまでその専門知識と経験を活かしています。
20年以上にわたり最前線で賃貸管理システムを販売し続けてきており、単なる知識だけではない、長年の経験に裏打ちされた圧倒的な説得力と深みがあります。
賃貸管理の現場を熟知し、数多くの企業を支援してきたからこそ語れる、実践的かつ本質的な洞察は、読者の皆様に確かな信頼と納得感をもたらすでしょう。
彼の知見は、賃貸管理システムの導入を検討している企業にとって、あるいは業界の動向に関心のある方にとって、非常に価値のある情報源となるはずです。
・執筆者

株式会社いい生活 マーケティング本部
マーケティング部
広報部
全国の不動産市場向けイベント、セミナーなどにて不動産市場におけるAI活用やセキュリティ対策についてなど多数登壇、皆様のお役に立つ最新情報を発信しております。
