
不動産業界において、業務効率化の鍵を握る、賃貸の「Web申込(入居申込・電子申込)」。従来の紙とFAXによるやり取りから脱却し、オンラインで完結する仕組みへと移行する管理会社・仲介会社が急増しています。
賃貸における「Web申込(入居申込)」の仕組みや、導入によって得られる具体的なメリット、さらには失敗しないシステム選定のポイントを詳しく解説します。
賃貸の「Web申込(入居申し込み)」とは?
賃貸の「Web申込(入居申込)」とは、これまで入居希望者が手書きで記入していた「入居申込書」を、スマートフォンやパソコンの専用フォームから入力・送信できるようにする仕組みです。
単に「入力が楽になる」だけでなく、本人確認書類のアップロードや、保証会社への審査依頼、不動産賃貸管理会社・賃貸仲介会社間の進捗共有までを一気通貫で行えるのが特徴です。
なぜ今、「Web申込」が求められているのか?(市場背景)
背景には、2022年5月の宅地建物取引業法改正による「不動産取引の電子化」の全面解禁があります。契約の電子化が進む中で、その前段階である「申込」のデジタル化は、もはや避けて通れないステップとなっています。
また、ユーザー(入居希望者)側もタイパ(タイムパフォーマンス)を重視しており、「わざわざ店舗に行かずに、スマホでサクッと申し込みたい」というニーズが主流になっています。
「Web申込」を導入する4つのメリット
- 業務効率の大幅な向上
従来の紙ベースの運用では、「手書き文字の読み取り」「データの打ち込み」「FAXの送信・受信確認」に多大な時間が割かれていました。Web申込を導入すれば、データがそのままシステムに反映されるため、入力ミスの防止と工数削減が同時に実現します。 - リーシングのスピードアップ(成約率向上)
24時間365日、いつでもどこでも申し込みを受け付けられるため、営業時間外の取りこぼしを防げます。 繁忙期でも、一番手の確保をスピーディーに行えることは、賃貸仲介会社・入居者の双方にとって大きな魅力です。 - 保証会社・付帯サービスとのスムーズな連携
多くのWeb申込システムは、保証会社とAPIやFAXで連携しています。ワンクリックで審査依頼が完了するため、従来15分以上かかっていた作業が1分程度に短縮されるケースもあります。 - コミュニケーションの円滑化
チャット機能などを通じて、管理会社・仲介会社・入居者間の連絡を一元化できます。「言った・言わない」のトラブルを防ぎ、進捗状況をリアルタイムで把握できるため、電話の問い合わせを大幅に削減可能です。
「IT重説」との組み合わせも重要
申込のWeb化だけでなく、IT重説(オンライン重説)を組み合わせることで、来店不要の『完全非対面型』の仲介が可能になります。
賃貸Web申込(入居申込)システム選定のチェックリスト
多くのサービスがある中で、自社に最適なものを選ぶためのポイントは以下の通りです。
- 基幹システム(賃貸管理ソフト)との連動性: 申込データがそのまま契約書作成や賃貸管理データに引き継げるか。
- 操作性(UI/UX): ITに詳しくない入居者や賃貸仲介担当者でも直感的に使えるか。
- カスタマイズ性: 自社専用の入力項目や、独自の審査フロー(ToDo管理)を組み込めるか。
- コストパフォーマンス: 初期費用・月額費用のバランス。付帯サービスの利用で無料になるプランがあるか。
他社システム・汎用ツールと何が違う?比較でわかる「いい生活Square」の優位性
Web申込やコミュニケーションツールを検討する際、「LINEやSMSで十分ではないか?」「既存の業者間サイトと何が違うのか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
ここでは、一般的なツールと比較した際の「いい生活Square」の強みを整理します。
汎用チャットツール(LINE・Slack・Chatwork等)との比較
ビジネスチャットは便利ですが、不動産実務に特化していないため、情報の紐付けに限界があります 。
| 比較項目 | いい生活Square | 汎用チャットツール |
|---|---|---|
| 手軽さ | ◎(スマホ・PC対応) | ◎ |
| 不動産実務への特化 | ◎(他業務とは混在しない) | ×(話題が混在しやすい) |
| 進捗管理(ToDo) | ◎(申込ごとのタスク管理) | △(別途管理が必要) |
| 料金 | 無料プランあり | 有料(ビジネス利用の場合) |
ここがポイント: 「いい生活Square」は、話題毎にごとにスレッドを分けられるため、複数の案件が並行しても「どの物件の話か」が混線しません 。
従来の業者間サイト(物件確認・流通サイト)との比較
多くの業者間サイトは「空室管理システム」と連動しておらず、情報のタイムラグが課題でした
| 比較項目 | いい生活Square | いい生活Square |
|---|---|---|
| 情報の鮮度 | リアルタイム反映(分単位表示) | タイムラグあり(電話確認が必要) |
| 物件登録の手間 | 不要(システムから即時反映) | 二重入力・手動更新が必要 |
| 申込・予約連携 | サイト上からワンクリックで完了 | 別途FAXや電話が必要 |
ここがポイント: 「5分前に更新」といった鮮度が可視化されるため、仲介会社からの「まだ空いていますか?」という物件確認の電話を劇的に減らすことができます 。
連携の深さ(基幹システムとの連動)
他社システムの場合、申込データを取り込むために「CSV出力」や「RPA」を介する必要があり、エラーや手間が発生しがちです 。 「いい生活Square」なら、「いい生活賃貸管理クラウド」とワンクリックで契約データを作成できるため、入力ミスや転記の手間をゼロに近づけられます 。
【導入事例】電話対応が8割削減!株式会社TFDエステート様のDX成功体験
理論上のメリットだけでなく、実際に「いい生活Square」を導入して劇的な成果を上げている企業の事例をご紹介します。
東京都を中心に「ルーブルマンションシリーズ」を展開する株式会社TFDエステート様では、アナログな業務スタイルからの脱却を目指し、内見予約・入居申込のWeb化を断行しました。
導入前の課題
- 電話対応に追われる日々: 物件確認や内見予約の電話が絶えず、本来の業務が中断される。
- 情報のブラックボックス化: 職員間での情報共有がスムーズにいかず、進捗把握に時間がかかる。
導入後の驚くべき変化
- 電話反響を8割削減: Web内見予約・Web申込の浸透により、定型的な問い合わせ電話が激減。
- 問い合わせの「質」が向上: なんでも電話で聞くスタイルから、Webで確認した上での具体的な相談へと変化。
- 申込管理がシンプルに: 紙のやり取りがなくなり、ステータス管理が一元化されたことで、事務負担が大幅に軽減。
ご担当者様の声:
「最初は仲介会社様にWeb申込を浸透させる苦労もありましたが、今では電話対応が激減し、申込管理も非常にシンプルになりました。問い合わせの質そのものが良くなったと感じています。」
次世代の賃貸営業を支える「いい生活Square」
「Web申込を導入したいが、操作が難しそう」「今の管理ソフトと連携できないと意味がない」とお考えの担当者様におすすめなのが、「いい生活Square」です。
「いい生活Square」が不動産会社から選ばれる、既存システムからの切替が多い理由
- リアルタイムな業者間連携: 空室情報が分単位で更新されるため、物件確認(物確)の電話を削減。そのままWeb申込へスムーズに誘導できます。
- 管理業務の一気通貫支援: 申込情報は「いい生活賃貸管理クラウド」へワンクリックで連携。契約書作成までの時間を劇的に短縮します。
- 圧倒的な導入実績と満足度: 1,500社以上の導入実績、90%以上のサポート満足度を誇る「不動産業界特化」の安心感があります。
- 選べる柔軟なプラン: 内見予約限定の0円プランから、付帯取次利用で月額費用が無料になるプランまで、貴社の規模に合わせてスタート可能です。
賃貸の「Web申込(入居申込)」は、もはや単なる効率化ツールではなく、選ばれる不動産会社になるための必須インフラです。
「紙の申込書をなくしたい」「電話対応を減らして営業に集中したい」とお考えの方は、ぜひ一度、不動産業界特化型のプラットフォーム「いい生活Square」の活用をご検討ください。
・執筆者

株式会社いい生活 マーケティング本部
マーケティング部
広報部
全国の不動産市場向けイベント、セミナーなどにて多数登壇、皆様のお役に立つ最新情報を発信しております。
・監修者ご紹介

株式会社いい生活 代表取締役副社長 COO
北澤弘貴
不動産業界のIT戦略を牽引するキーパーソン
株式会社いい生活の代表取締役副社長 COOを務める北澤は、不動産業界におけるIT戦略の推進者として、全国の不動産会社から支持をいただいております。おなじみの「無駄を省くIT戦略」に関する講演を全国各地で行い、多くの企業が業務効率化と生産性向上を実現できるよう支援しています。
その知見は、単にITツールを導入するだけでなく、いかにしてそれを最大限に活用し、ビジネスの成果に結びつけるかという視点から提供されており、高い評価をいただいております。
また、以下の要職を兼任しており、不動産業界、特に賃貸住宅管理と不動産テック分野において極めて重要な役割を担っています。
(公益)日本賃貸住宅管理協会 理事
(公益)日本賃貸住宅管理協会 東京都支部上席幹事
(公益)日本賃貸住宅管理協会 IT・シェアリング推進事業者協議会 副会長
(社)不動産テック協会 顧問
これらの役職からもわかるように、北澤は業界団体の中枢で、不動産DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や、新たなテクノロジーの活用による業界全体の発展に大きく貢献しています。
彼の講演や発信する情報は、不動産業界の未来を考える上で不可欠な示唆に富んでいると言えるでしょう。

株式会社いい生活 執行役員 セールス&マーケティンググループ/マーケティング本部 本部長
飯島博昭
20年超の経験が裏打ちする賃貸管理システム営業の第一人者
賃貸管理システム業界において20年以上のキャリアを持つスペシャリストです。
2004年4月に株式会社ビジュアルリサーチに入社以来、2018年1月までの約14年間、同社で賃貸管理システムの営業に従事。その後、2018年2月からは株式会社いい生活に入社し、現在に至るまでその専門知識と経験を活かしています。
20年以上にわたり最前線で賃貸管理システムを販売し続けてきており、単なる知識だけではない、長年の経験に裏打ちされた圧倒的な説得力と深みがあります。
賃貸管理の現場を熟知し、数多くの企業を支援してきたからこそ語れる、実践的かつ本質的な洞察は、読者の皆様に確かな信頼と納得感をもたらすでしょう。
彼の知見は、賃貸管理システムの導入を検討している企業にとって、あるいは業界の動向に関心のある方にとって、非常に価値のある情報源となるはずです。